ペットを飼う前に

犬や猫などのペットは人間の生活を豊かにしてくれるものです。しかし誰もが飼えるものではありません。いざペットを飼おうとしても、準備が整っていなければ人間もペットも不幸になってしまいます。特に出産を控えた妊婦がいる場合は注意が必要です。出産から1、2年はどうしても子ども中心の生活になってしまうものです。しかし、犬は毎日散歩をしなければなりません。子どもの世話と犬の世話を同時にこなすことは非常に困難です。

さらに、犬や猫には私達の想像以上に豊かな感情があります。飼い主の愛情や親密だった時間を、新しく産まれた赤ちゃんに向けられてしまうことは、とてもとても切ないことなのです。そして、産まれてくる赤ちゃんがアレルギーを持っている可能性もあります。そのような場合はペットを手放さなくてはなりません。 さらに、ペットが生きている限りお金がかかるものです。日々のエサ代はもちろんのこと、予防接種も打たなければなりませんし、病気やケガをしたら治療をしなければなりません。さらにノミやダニの予防薬、トリミングも必要になります。室内犬であれば光熱費も考えなければなりません。経済的に余裕がなければペットを飼うことはできないのです。

また、どんなに健康なペットもいずれは寿命が訪れます。犬は15年、猫は20年が平均寿命とされています。多くの場合ペットが先に天に召されるものです。あまりにペットに依存してしまうとペットを失った際、心に大きなダメージを負ってしまいます。そういった点も考えなければなりません。